上條恒彦さんを偲んで

上條恒彦さん
ジョーさん、と呼ばせていただきます。

ミュージカルやドラマ、声優さんと
広く素晴らしいご活躍をされたジョーさん
私の思い出はやはり「出発の歌」になってしまいます。

数年前、何かの番組でご一緒した時のことです。
本番前、六文銭の楽屋から少し離れたところの
ジョーさんの部屋からあの朗々としたお声が聞こえて来て
発声練習をされていたのか
思わず聞き入ってしまいました。

あの大きな体から発する歌声は
力強くそして優しく、包み込むような
ジョーさんのお人柄そのものでした。

写真、探しました。
ありました!
あの時代を切り取った
上條恒彦さんとの思い出の写真を
見て頂けらと思います。

※頂いた雑誌の切り抜きと
生の写真が一枚です。

「出発の歌」が世界歌謡祭でグランプリを受賞した時のことは
今も忘れることは出来ません。
アレンジして下さった木田高介さんもその場にいらっしゃって。
新しい日本のポップスの幕開けだったのでしょうか。

お別れは寂しいですが
いつかあちらで一緒に歌いたいです。
「出発の歌」を

ジョーさん
ありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。

四角佳子