私たちの音楽を支えて下さっていた
北海道旭川のアーリータイムスのご主人
野澤尚司さんの訃報が届いたのは
12月19日でした。
入退院を繰り返していたと聞いていて
時々電話で話したり繋がらなかったりでしたが
リハビリを始められるとの情報に
良い方向に向かっていると信じて
11月にメッセージを送ったばかりでした。
旭川「アーリータイムス」は私たち音楽をする者にとっては
特別な場所でした。
お店に一歩足を踏み入れた途端
70年代にワープした様な気持ちになり
建物全体にかつてのレコードや資料などが至る所にあって
野澤さんのこだわりが一杯詰まったお店は
日本の音楽の歴史そのものでまさに博物館でした。
そして
何よりも野澤さんがそこに居て
いつどんな時も誰に対しても変わらない
あの屈託のない笑顔で迎えてくれるのです。
大好きな音楽は野澤さんの人生そのもので、お酒が好きで、
そんな彼の生き方が命を縮めてしまったのかもしれない
けれど私たちはそれを受け入れて見守る他なかったのですね。
主人がいなくなった音の無い店
想像するのは辛いです。
ご家族ご友人、
アーリーの多くのファンがどんなに心を痛めているか。
今頃旭川で通夜が執り行われている事でしょう。
遠くから手を合わせます。
野澤さん
お世話になりました。
ありがとうございました。
ライブが終わってから皆で頂くお鍋やジンギスカン、
美味しかったね
楽しかったね
忘れません、
あの時の笑顔をもう一度見たかった
もう一度盃を交わしたかった
痛みや苦しみから解放されてゆっくり
思う存分音楽を楽しんで下さい。
私がそちらに行った時は仲間に入れてね。
合掌
手元にあったアーリータイムスの写真掲載しますね。
どんなに素敵なお店だったか知って頂けたらうれしいです。
四角佳子
その1
✳︎渡さんからのお手紙と「タカダワタル的」のフライヤーや
なぎらさん、山本コータローさん、石川鷹彦さんのお顔も見えますね。
確か野澤さんと私との2ショット写真も左端に貼ってくれていたかと。
その2
✳︎アーリーで歌ったありとあらゆるミュージシャンの写真
六文銭もあると思います。
その3
✳︎70年代当時のコンサートチケットやフライヤー
ここには写って無いですが音楽の本、音楽雑誌、勿論レコードなどなど
資料の宝庫です。
その4
✳︎2015年か16年頃、及川恒平さんと「K2」で行ったアーリーでのひとコマ
PAの高橋さん、札幌のいざ拓の小林さんのお顔も見えます。
その5
✳︎やはり「K2」アーリーでのライブ後の写真です。
野澤さんも恒平ちゃんも飲んでうれしそう。
沼田さんのお顔が見えないのが残念。